2016-9-17 RENO ell.SIZE
約一年ぶりにれのさんのライヴに行ってきました。
会場は去年と同じくell.SIZE。
18時過ぎにライヴはスタートしました。
まずはサポートメンバーが出てきて、れのさんの登場。
セトリは覚えてないです、ごめんなさい。
今回、名阪だけは都さんも加わり5人編成のバンドとなっていました。
「いつもはアコギ使ってやったりしてたけど、今回は都さんもいるので久しぶりにエレキで弾きたいと思います。」
そういって演奏されたのは『apollo』『Milky way』の2曲。
『apollo』はオレンジの照明がよく似合うね。
演奏が終わると、静かにれのさんは喋り始めた。
「いつもはアコギ使ったりして曲の雰囲気変えたりしてるんですけど、どうしたら毎回違うものを届けられるのかっていうのを常に考えていて。まだ曲が少ないから、毎回来てくれてる人達には申し訳ないけど同じ曲しか聴かせてあげられない。そんな中でどうしたら同じ曲で違う何かを感じてもらえるんだろうって。…解散して1年半、ソロになって1年半。支えてくれたみんなには本当に感謝してます。そんなみんなのために、心を込めて弾きます。…『White page』。」
れのさんが話してる最中、都さんがバックで『White page』を弾いていて。
れのさんの話の内容とそのピアノの音色がものすごく合っていて。
泣かずにはいられなかった。
れのさんは都さんがピアノを弾き始めたとき少しだけ言葉を詰まらせたんだけど、なんとなく、れのさんもあの雰囲気に飲まれて泣きそうになったのではないかと思った。
きっと本当は上に書いたこと以上にれのさんはもっと素敵な言葉を言っていたんだけれど、私が泣いてしまったので覚えてないんですすみません。
皆はきっととても嬉しい事だね。
— RENO_OFFICIAL (@reno_guitarlife) September 4, 2016
…まぁ長い間待たせたんだからその分しっかりと音楽で皆と一歩ずつ歩いてって欲しい。
何かわからないけど、勝手に背負ってた物をやっと託せそうだ…というかこれは君じゃないとダメだろうと感じた
…託す代わりに死ぬ気で背負ってけ
おかえり
シン
あ…全部は託さないぜ。
— RENO_OFFICIAL (@reno_guitarlife) September 4, 2016
俺だって止まらずやり続けるという半端じゃない覚悟でずっとギター一本で音楽やってきたんだ。
これからも、変わらず進み続けるよ。
だから応援よろしくね。
このMCを聞いて、やっとこのツイートの意味が分かった気がする。
れのさんが解散後、すぐにソロで始動したことも。
この話の流れで弾く『White page』の意味も。
きっとこの先、何度『White page』を聴いても泣くと思う。
れのさんが“勝手に背負ってたもの”ってなんだろう。
好きなバンドに解散され、行き場の無くなった私達を最初に導いてくれたのはれのさんだった。
それを考えたらなんとなく、何を背負ってたのか分かる気がする。
そしてそれをシンに託す意味も。
あの日からの1年半は、とても長かった。
解散を受け入れるのに、思っていた以上の時間を費やした。
もしかしたらまだ受け入れられていない人もいるのかな。
自分の中で「ViViD」という存在は消し去ることができない、永遠に記憶に残る愛していたバンド。
でもね、正直ライヴが始まるまでは「れのさんのライヴはこれで最後になるかもしれない」って思ってた。
ViViDがいなくなった心の穴を埋めてくれるバンドを見つけた。
そのバンドのために今は全力を注ぎたくて、だかられのさんは最後になるかもしれないって。なんとなくそう思ってた。
でもそんな感情、幕が開いてれのさんがギター弾いてるとこ見たら無くなってた。
いいじゃん、両方愛せば。って思った。
名古屋が好きだと言ってくれるれのさんのことだから、きっとまた名古屋に来てくれる。
だったらためらわず会いに行けばいいじゃん、何も難しいことじゃない。
この日、アンコール2曲目で『69-Ⅱ』を演奏してくれた。
ViViDの曲はもうやらないかも…って思ってたのに、れのさんはやってくれた。
曲数が増えたらいつかやらなくなるのかもしれない。
それでも私はたまにでいいからViViDの曲をやってくれたら嬉しいなと思う。
だってれのさんがこうしてギターを弾いていられるのはまちがいなく「ViViD」というバンドがあったおかげだから。
無かったことになんてしてほしくない。
今回約1年ぶりにれのさんのライヴに行って思ったことは、彼と、彼を支え続けてるファンは強くて素敵だということ。
久しぶりに触れたれのさんのギターの音は、やっぱり好きな音だった。
そしてその隣に居るのは変わらずりょーがくんで。
MCでれのさんに、りょーがは地方でホテル泊まってても必ず俺の部屋に来て酒飲んで酔っぱらって一緒のベットで寝ると暴露され、ついに事務所の人にもホテルの部屋れのと一緒でいい?って聞かれたって言ってた(笑)
れのさんとりょーがは良い意味で変わらずずっとこの関係でいてほしい(笑)
サポートしてくれてる大桃さん、前田さん、都さんにも感謝!
また名古屋に来るときは、れのバンドに会いに行きます。絶対に。
そして、これは余談になるのかもだけど9月4日にシンが戻ってきましたね。
私が彼のツイートを見た時は、ちょうどその日行くバンドの好きなメンバーに手紙を書いてるときでした。
感情がめちゃくちゃになりました。
あー、やっぱりなんだかんだ言って私はシンが一番好きだったんだなと気付いた瞬間でもありました。
最後に彼の姿を、彼の歌声を聴いてから一年が過ぎていた。
12月24日、どうか彼を一途に待ち続けた人が会いに行けますように。
もし奇跡的にチケットが取れたら私もEXシアターに駆けつけます。
そしたらまたここにレポ載せますね。
シン、おかえりなさい。