2015-11-24 Acid Black Cherry 名古屋日本ガイシホール
Acid Black Cherryのライヴに行ってきました!
今年の4月にも浜松のライヴに参戦させてもらってそれが初めてのABCのライヴになったんだけど、その時は楽しみにしていたツアトラが無かったんだよね。
あと個人的にあの日のライヴ前後にはいろんなことが起こりすぎて、ABCのライヴの余韻に浸る時間すらなかった・・・(笑)
だから24日はリベンジも兼ねて行ってきました!!!
会場に着いて真っ先に向かったのはやっぱりここ。
ツアトラ3台もあるなんて知らなかった(笑)
そしてグッズの誘惑に負けて無事にマグカップを購入。
開場時間になったので列に並んで会場入り。
今までガイシには3回入ってるけど今回初めて下手側に入ることになって「Jブロックか~~ステージ見えないだろうなあ。」って思ってたら、花道って言うのかな?それが目の前にあって。
何この席、最高
ってなった(笑)
肉眼でyasuの表情が分かるくらいの距離。
「あ、今私yasuの視界に入ってる!」っていうのが分かるくらいの距離。
ステージなんか見えなくても、yasuが、楽器隊たちが向こうから来てくれるんですよ。
しかも自分達の方をパッと見てわざわざ走って来てくれるんですよ!!!
あの興奮は花道近い人達にしか絶対分からない。(笑)
はい。
では名古屋1日目のセトリはこちら。
- 映像
- Loves
- versus G
- liar or LIAR?
- Greed Greed Greed
- 黒猫~Adult Black Cat~
- 指輪物語
- INCUBUS
- 映像
- Round & Round
- 君がいない、あの日から…
- 眠れぬ夜
- 7 colors
- ピストル
- 少女の祈り
- cord name【JUSTICE】
- エストエム
- EN1 映像
- L-エル-
- & you
- EN2 チェリーチェリー
- SPELL MAGIC
なんと「Black Cherry」が「SPELL MAGIC」になっただけで、あとは全部一緒だった!(笑)
欲を言うなら少し違ったセトリで聴きたかった気持ちもあるけど、リベンジ的なことで言えば良いセトリでした(笑)
このツアーは登場の仕方がとても良いよね。
エルちゃんの映像を流したあとに「Loves」で登場。
ガイシではステージ下からマイクスタンドと共にyasuが現れて、こういう演出とても素敵だなあと思いました。
個人的にすごく好き。
MCでは安定の面白さと可愛さ爆発させてました。
覚えてる限り書き出すけど、関西弁無知なので変なとこあるかと思いますがそこは許してください。(笑)
まず印象に残ってるのが、ちょっと照れたような笑顔で聞いてきた「緊張してる?」の一言。
なんでそんなこと聞いてくるのか分からなかったんだけど、どうやら緊張してたのはyasuの方だったみたい。
可愛い。
そして何を話すのかと思ったら、
「今日はね~なんと気合い入り過ぎてマイクでここ(右下唇らへん)ぶつけました(笑)」
めっちゃ痛いって痛がってて、そこも可愛かった。
2回目のMCではまず軽く自己紹介。
淳士さん → YUKIちゃん → HIROさん → SHUSEさん → yasuの順番。
「でらやっちゃんでーす」
って可愛く自己紹介したあとまだ唇痛い痛い言ってて、YUKIちゃんには「めっちゃ赤くなってるよ」って言われるし淳士さんには「明日口内炎になるやつだね」って言われるしで可哀想だった(笑)
でも下唇出してひとりひとりにわざわざ見せに行くyasu可愛かったし、何よりその時の顔が凄まじく可愛かった・・・!!!
yasu「最悪や今日もうチューでけへん。」
メンバー・客「・・・・・・・」
yasu「誰かつっこめや!」
っていうやりとりもありつつ(笑)
「誰かこれ治してくれる子~?」
って聞いてみんながはいはーい!って手挙げたのに、yasuは後ろ向いてふふって笑ってるだけ。
聞くだけ聞いて放置かよ!ってなった(笑)
Twitterからの質問・テーマではまず名古屋だからということで、
名古屋人なら言える「キットカット買っとかんといかんかったのに買うの忘れとったもんで買いに行かんといかんかった」に挑戦してみてください!
「いうても僕ヴォーカリストなんでね、滑舌は良いですよ」と言ってたyasuは「買っとかんといかんかった」のくだりで見事に噛む(笑)
YUKIちゃんはyasuよりもボロボロで(笑)淳士さんに「中卒だからひらがな読めないの」と言われる始末。
結果うまく言えたのは淳士さんとHIROさんとSHUSEさんだけ(笑)
YUKIちゃんが「そもそもどういう意味なの?」って言っててやっぱり分からない人は分からないんだと、悲しくなる意味が分かる私。
yasu「キットカット買わんといかへんかったのに、」
YUKI「忘れたってこと?」
yasu「must buy ”KitKat”!!!っちゅーことや!」
YUKIちゃん爆笑しながら手をたたいて納得。
客は突然の英語に手をたたいて爆笑。
yasu「あ~…でもイントネーションが…名古屋の人って『買っとか↓ん↑と→』って言わへん?」
メンバー納得、客微妙な反応。(笑)
yasu「あれっ違う?!言うやろ???」
SHUSE「俺らはうまいと思うけどみんなは違うみたい」
YUKI「あっ、あれじゃない?極道の妻たちの関西弁が違うみたいな感じ!あんなん俺ら使わへんもん、それと一緒や!」
『買っとかんと』のイントネーションのくだりは文章では伝えられなくて申し訳ない。
実際私も名古屋の人じゃないから名古屋のイントネーション話にはついていけなかったんだけど(笑)
yasu「あのさ、名古屋の人って『今日はなんとか~』の今日って上がる言い方するやろ?名古屋の知り合いの人でそう言うやつがおって、俺最初笑かそ思ってるのかと思って、それ自分おもろないで?って言うたことあるんすよ。そしたら次の日街で全然知らないおばちゃんが『今日はなんとか~』ってすれ違いざまに全く同じこと言うてて。笑かしてるとちゃうかったんやなって(笑)ごめんってなった(笑)」
yasuが名古屋弁詳しすぎてへえ~~~ってなってしまった(笑)
はい、次の質問。
自分達が載った雑誌系の保存はどうしてますか?
この時の会話全然覚えてない(笑)
yasu「この前実家帰った時に俺がデビューした時くらいのポップビートが出てきて。みんな知ってる?ポップビートって。パラパラめくって見てたらYUKIちゃんも載ってて。デビューがね?Λuciferっていうバンド、一緒くらいやねんな?かっこよかったですよ。俺はかっこよくなかったけど(笑)」
YUKI「yasuくんとは同い年で、デビューも一緒だったから僕は結構yasuくんのこと見てましたよ」
ここでyasuとYUKIちゃんが同い年だということを初めて知る私。
サポートメンバーのこと知らなさすぎる(笑)
雑誌、淳士さんはおやじが切り抜きしてアルバムに貼ってくれてるって言ってて。
YUKIちゃんは?ってyasuが聞いたら「僕は自分で切り取って親に送ってる」って言ってた(笑)
表紙とかも一応送ってるって言ってて可愛かった(笑)
はい、次。
ゆとり世代をどう思いますか?私は何をやってもゆとりだから出来ないみたいに言ってくる大人が嫌いです。
yasu「それはお前がでけへんからでけへん言われるんやで(きっぱり)」
客席、盛大な拍手。
yasu「別にゆとりでもしっかりしてる子はしっかりしてますよね?」
淳士「でもね、そんなゆとり世代を作ったのは我々大人ですからね」
客席、もっと盛大な拍手。
yasu「でもゆとりってうらやましくなかったです?だって週休2日でしょ?俺学校行きたなかったもん。毎朝熱あらへんかなーって思ってた。学校行くの楽しいなんて人おらへんやろ??学校行くの楽しかったって人手ぇ挙げてみて?」
客席ちらほら手が挙がる。
yasu「毎朝熱あらへんかなーって思ってた人?」
圧倒的人数が挙手(笑)
yasu「ほら!こんなもんやてみんな」
YUKI「(ゆとりって)ちょうど俺らの下くらいからだよね?」
yasu「えっそうなんすか?!」
静かに頷く淳士さん。(笑)
yasu「でもなんか高校の終りらへんで土曜が月に一回休みになりましたよね?」
YUKI「その頃学校行ってないから分かんない」
yasu「じゃあなんで自分からフったんすか(笑)」
このyasuとYUKIちゃんの会話めちゃくちゃテンポ良くて漫才みたいだった(笑)
はい、次。
客席からずっと「エロいのー」って言われてたので読まれた質問。
私はセックスのときについ演技してしまいます。演技する子はどう思いますか?
この質問が読まれた途端にアリーナから悲鳴が。
yasuに「あ、おまえか!」って言われてて、どうやら自分の質問が読まれたらしく飛び跳ねてすごく嬉しそうにしてた!
でも私は心の中で「この子演技するんだ・・・」って思ってしまったごめん!!!(笑)
多分YUKIちゃんだったと思うけど「マグロよりいいんじゃない?」って言い始めて、yasuが「きゃんきゃん言うほうがいい?」って聞いたら「それもあんまりだけど…」とか言ってて一気に話が下品に(笑)
yasuは質問が書かれた紙を指差して楽しそうに「『つい演技してしまう』の『つい』が気になるんですよね~~」って言い出すしサポメンも明らかにテンション変わってて、男の子だな~~~って思いました(笑)
そしたらいつの間にかみんなはマグロなのかどうなのかって話題になって、YUKIちゃんはマグロって言ってたかな?覚えてないですすみません。
淳士さんの話がとにかく強烈で(笑)
淳士「僕はすごいですよ、自然と英語がでてきちゃう。『カム!カム!カム!カム!カム!…ッケイム……』」
yasu「あっはははは!イクときわかりやすっ!!!」
yasu・淳士「カム!カム!カム!カム!カム!…ッケイム……!」
この会話がダントツで面白かった(笑)
そしたら急にyasuが真面目に話始めて。
yasu「でも演技することは良いことですよ。バレたらあかん演技もあるけど。セックスだけとちゃうからね?頭振るのだって『なにしてるん?』って冷めた目で見ててもなんも面白くないやろ?みんな頭振ってるからちょっとやってみようかなってやってみて初めて楽しいって思えるんや。」
ってなんかちょっと良い感じの雰囲気になったんだけど、誰かに突然「えっyasuはマグロじゃないの?」って聞かれて、
yasu「僕は激しいですよ!絶頂迎えるときはちゃんと『ヘビーメタルファイヤー!!!』って言いますから!」
って答えてた(笑)
ファイアーって叫んだときの声がちょっとグドモのたなしんっぽかった(笑)
HIRO「女の子が英語だったらどうなの?」
yasu「え?どういうこと?」
HIRO「女の子が淳士さんみたいに英語だったら…」
淳士「あ~でもたしかに女の子が目をガッと見て『カム!カム!カム!カム!』って言ってたらちょっと引いちゃうかも。」
で す よ ね(笑)
はい、次。
私は大阪出身のドラマーと付き合ってたことがあります。彼は眠いと現場行かないし私の財布からお金抜き取ってソープに行くし「最低な男だ」と言ったら「大阪のバンドマンはこんなもんやで?」と言われました。そんなもんですか?
「大阪のバンドマンはこんなもんやで?」ってyasuが読み上げた瞬間に誰かが「SHUSEさんが言いそう」って言ってて、yasuも「ほんまやな、SHUSEさん言ってそう」って言ってて途端にかっこよく聞こえる「大阪のバンドマンはこんなもんやで?」という最低なセリフ(笑)
淳士「これは偏見ですよ」
yasu「大阪のバンドマンはってそうですね…これは偏見ですわ。いいですか、大阪だけじゃない、全国のバンドマンがこんなもんです!!!!」
言うと思ったよ!!!!!
yasu「俺らの若い頃なんて、言えないですけどもっと酷いですよね??」
SHUSE「うかつに盛り上がられへん(笑)」
yasu「でも実際女の人ってどうなん?最低な男でも、守ってあげたいー!みたいな気持ちになるん?」
客席、ちらほらと手が挙がる。
yasu「あれっそうでもない?じゃあ俺らだったらどう?みんなの財布からお金抜き取ってパチンコ行っても…」
SHUSE「倍にして返してくれるなら。」
客席、盛大な拍手。
yasu「それやったらもう一緒に行こうって言いますわ(笑)」
ここでもyasuは「夢を持つのは良いことですよ。」って良い感じのこと言い出して。詳しくは覚えてませんごめんなさい。
すかさず淳士さんが「だからってお金抜き取ってソープはダメだよね」って言ってた(笑)
はい、次。
名古屋は三大ブスと言われてますが、ブスとセックスできますか?
yasuの「えっそうなの?名古屋って結構かわいい子多くないですか?」という言葉に頷いてくれるサポメンの方々。
「だからと言って君たちが可愛いとは言ってませんが。」と容赦ない言葉を放つyasuさん。
淳士さんだったかな?
「女の子は大変だね、三大美女とか三大ブスとかって住んでる地域で決められて」
みたいなこと言ってて、
「でもブスって言われた方がハードル低くていいんじゃない?」
ってフォローしてるのかしてないのかよく分からない言葉をかけてくれたよ…(笑)
yasu「ブスとセックスできますか?って俺はむしろちょっとブスな方が良いんやけど…(笑)」
これ言ったときのyasuのちょっと照れてるような笑い顔みんなにも見せたかった・・・!
そしてここからyasuの力説が始まる。
yasu「みんな考えてみてくださいよ。誰の名前出していいのか分からないですけど、かっこいい俳優さんとセックスしたいって思いますか?………綺麗なものに抱かれたい派か、おまえら……」
会場は微妙な空気漂ってたけど私はyasuの言いたいことよく分かるよ…
イケメンは好きだけど眺めるだけで十分だし自分のことを視界に入れてほしいとは思わない…っていうか入れてほしくない緊張で溶ける……
その後もyasuは「たとえばですよ?美女の前ではちゃんとしてなきゃってなるけど、ブスの前ではご飯ボロボロこぼしてもいいみたいな……」って分かりやすいような分かりにくいようなたとえで周囲を納得させようとしてたけど、
「お前らがエロいのって言うからエロいやつ選んだのになんでちょっと引いてるん?!」
ってお怒りになられた(笑)
yasu「エロいのってどんなん?『あんなー?昨日こんなセックスして、めっちゃ気持ち良かってーん!』って話すればええの??」
淳士「それはドン引きですわ」
たしかにドン引きだけど(笑)「あんなー?」って言い始めたときのyasu超絶可愛かったから・・・!!!!!
はい、これでTwitterからの質問・テーマは終了かな?思い出した順番で書いたから実際にMCで話した順番とは全く異なりますのでご了承ください。
エロい話ってどんなや!って話には続きが一応あって、客席から「パンツ何色ー?」って声があったの。
yasu最初は「あ?!」ってキレ気味で返事して(笑)もう一回「パンツ何色ー?」ってお客さんが言ったら「でた!パンツ何色!」って呆れたような感じで言いつつも「今日は下らへんが青で上の方が黄色のやつはいてますよ」って答えてくれた。
ファンの子からパンツ貰うことが多くて、貰ったやつちゃんと履いてるって言ってたなあ~~~
YUKIちゃんは?って聞いたらYUKIちゃん恥ずかしそうにしながら「く、黒じゃないですかね?」って答えて、そしたらyasuが「うそや!」って(笑)
yasu「いつもパステルみたいな色はいてますやん」
って(笑)
HIROさんは「グレーを基調とした柄が入ってるやつ」って言ってて、SHUSEさんは恥ずかしそうにクネクネしながら「ノーパンです」って言ってた(笑)
そして淳士さんはというと、
yasu「淳士さんのはすごいですよね」
淳士「ノーバック」
yasu「Tバックならぬノーバック。後ろが無いってやつ。なんなら履いたままできますよね?」
淳士「できるできる。ちょっとリスク高いけど、トイレの大きい方。」
これネタなのかな?ガチなのかな?(笑)
yasuはノーバックこそ女の子に履いて欲しいとか言ってたけど、履くこと事態がリスク高過ぎやしないか(笑)
一通り話も終わってじゃあ歌いますかってなった時、静まり返った会場に「パンツちょうだーい!」の声が響き渡る。
yasuが「パンツちょうだい~~?」ってまたもや呆れた感じで言ったら、
「それって法律的にどうなの?」
と淳士さん(笑)
yasu「俺が今履いてるやつをあげるってこと?(笑)」
淳士「うん、それって法律的にはどうなの?」
法律的にOKだったらくれるんですかね?(笑)
あとTwitterからの質問・テーマを読んだ最初のMCで、まず質問の紙をお立ち台の上に置いて1枚めくろうとするもなかなかめくれず、
「あかん、指カサカサで紙めくられへん」
って言ってるの可愛かった。
そしてそのMC終盤ではyasuが「さて今何分喋ったでしょう?」っていきなりクイズ出してきて(笑)
yasu「15分も喋ってた。…3曲できたな…」
とポツリ。
結局その後もお話したので18分が経過。
yasu「別に分数で決めてるわけじゃないですけどね」
なんて言ってたけどyasuはMCよりも歌った方がいいって思ってるのかな?
私は長めのMC大いに歓迎するけども(笑)
アンコールのMCではアルバム『L-エル-』について。
yasu「みんなアルバム聴いてくれてる?そろそろ飽きてきた頃かな?今回はエルちゃんという一人の女性の人生をテーマにしてみました。…せめて今年中は聴いてほしいです。(笑)」
そういえばこのアルバムって2月発売だったんだよなあ。それからホールツアーやって、アリーナツアーやって…
制作期間も含めると、yasuは私たち以上にエルちゃんの人生を繰り返し聴いてるんだな~って、なんだかすごいなあって、そんなこと考えてたらアンコールのMC全然覚えてないっていうね(笑)
個人的には4月に行ったときよりもだいぶ満足して帰ってこれたし、なんなら1日目だけじゃなくて2日目もチケット取ればよかったと思うほどの満足度だった!
音響外傷になってから初めてあんなに頭も振ったし!(笑)
純粋にライヴを楽しむって、こういうことなんだなって、初心に帰ったような気持にもなれた(笑)
また次のツアーにも参戦できるように、それまでにABCとことん勉強しときます!!
24日は素敵な夜をありやす♡
2015-11-7 RENO 名古屋ell.SIZE
れのさんのライヴに行ってきました。
1stアルバム「UNIVERSE」を引っ提げてのライヴ。
会場はell.SIZEだったんだけど、偶然なのか運命なのか隣にあるell.FITS ALL*1は私が初めてViViDのライヴを見た場所だった。
2014年3月11日。
解散を発表された日から、どんなに悔やんでも、終わったことだと言い聞かせても、あの日に戻れたら…と何度も考えてしまった。
あの日の握手会で「ずっとViViDでいてください」「ずっとViViDのファンでいさせてください」と言わなかった自分を何度も恨んだ。
私なんかの言葉でも、あの5人の気持ちを動かすことが出来たのなら…って。
大切な何かが欠けてしまったような感覚で、私はまた同じ場所に立っていた。
ell.FITS ALLの前。
今日はここじゃない。
なんでここじゃないんだろう。
って思いながら「RENOさんのライヴに来たんですけど…」ってキレ気味で列を整理するスタッフにどこへ並べばいいのか聞く私。
可愛くない。
歩道橋で列に並んでいると、気付いたことがあって。
ほとんどの人が今回のツアーグッズを身に着けていた。
タオル、パーカー、リストバンド…
iPhoneカバーがViViDのグッズだった人は数人見かけたけど、ViViDのタオルやTシャツを身に着けてる人は誰一人見なかった。
正直、さみしかった。
V-NATIONに行ったときはViViDのタオルやTシャツを身に着けている人をたくさん見かけた。
シンのグッズがあったわけじゃないから当たり前なんだろうけど。
だからこの日も私はViViDのタオルを持って行った。
私が金欠なのが一番悪いけど、れのさんには申し訳ないがグッズのお値段が高くて手を出せなくて。
だから代用として、それこそ初めてViViDのライヴに行ったときのタオルを私は持って行った。
まさか誰も持っていないなんて思わなかった。
もうこの人達は、前に進んでるんだ。
この中で私だけがいつまでも引きずってるんだな。
みんなを見てたらなぜかそんな気持ちにさせられて、私はこの日一度もViViDのタオルを使わなかった。
ell.SIZEは一番後ろにいてもステージにいる人の表情がはっきり分かるほど小さな箱だった。
教室よりもひとまわりほど小さい印象を受けた。
17時36分、会場の照明が落とされ始まったライヴ。
まずはれのさん以外の楽器隊が登場。
もちろんそこにはりょーがくんの姿があって。
メインがれのさんなのだから当たり前のことなんだけど、今になってこの演出が少しさみしかったりもする。
あくまでも、りょーがくんはサポート側の人間なんだなあ…って。
遅れて登場してきたれのさんはサングラスをしてギターを弾き始めた。
3曲目「Milky Way」4曲目「apollo」と序盤でバラードが続く。
「apollo」の演奏中、ふっとあの時のことを思い出した。
真ん中にいるのはシンなのに、シンを見ている気がしない。
4人の顔がちらついて曲に集中出来ない。
私はいろんな思いが込み上げて来て、しばらく涙が止まらなかった。
V-NATIONで味わった、あの感情が今の自分には全く無かった。
どうしてだろうか?
答えを出すのは簡単だった。
多分、りょーがくんがいたから。
れのさんがひとりでステージにいたら、また違う何かを思ったと思う。
れのさんの隣にりょーがくんが居てくれることが、こんなにも安心するんだって。
れのさんをひとりにしないでくれてありがとうって。
そう思ったら涙が溢れてきた。
バンドが解散して、りょーがくんが事務所に残った理由を私は知らないけど、れのさんの隣にりょーがくんがいるこの現実が私は嬉しかった。
随分勝手な解釈だと思われるだろうけど、本当に2人が今でも同じステージでギターを弾いてくれることが嬉しかったんだ。
れのさんのMCは想像してたものと少し違って、とても面白かった。
れのさんが基本的に喋って、曲に対しての想いとか、あわよくばViViDの頃の話なんかも聞けるのかなって思ってたけど、そうじゃなかった。
前田さん、大桃さん、りょーがくんと4人での打ち上げの話、4人で呑んでるときの話、昨日の打ち上げで起こったれのさんのおっちょこちょいな話…
もちろん今回のアルバムの曲についても話してくれて、れのさんが話すけど基本的には4人で会話をして、ときにはお客さんと会話をして、終始とても良い雰囲気だった。
でも一度だけ、とても真剣な話をしてくれた。
アルバムの曲を、まるで自分の子供のようだと話していたのだけれど。
【11/7 RENO名古屋レポ18】
「なんかね、10人の子供がいるみたい。…頑張っちゃうぞ!みたいなね(笑)バンドやってるときも最初はそう思ってたけど…慣れちゃうんだよね。曲が出来て当たり前、PVが撮れて当たり前…人間って慣れちゃうものだと思うの。」→
— ちづる (@NSCrew_) November 8, 2015
【11/7 RENO名古屋レポ19】
「天狗になってるときって人から何言われても気付かないじゃないですか。その鼻を折られなきゃ挫折したり悔しいっていう気持ちに気付けない。でも俺はそういうことも必要だと思うんだよね。」→
— ちづる (@NSCrew_) November 8, 2015
【11/7 RENO名古屋レポ20】
「職場でいじめられたり学校でいじめられたりしても10年後には絶対笑い話に出来てるし、そういう思いをしてたら同じ思いしてる人の気持ちだって分かってあげられるし…だからって率先して苦労しろっていうわけじゃないけど、俺はそれも必要なことだと思う。」
— ちづる (@NSCrew_) November 8, 2015
ちゃんと記憶してたわけじゃないから全部こんな感じだったよ~~っていうニュアンスで申し訳ないんだけど、れのさんは辛い思いした分ライヴに来て日頃の思い全部吐き出してパワーに変えてくれたらそれが俺のパワーになるって言ってくれて。
その言葉を聞いて私ははっとさせられた。
「辛いこといっぱいあると思うけど、今日のライヴで少しでも何か吐き出して明日から前向いて生きて行こうと思ってくれたら…」
これは、初めてのライヴで「夏風~endless love~」の前のMCでシンが言った言葉。
公に言うのは初めてになるけど、シンのこの言葉は私がライヴに行く理由をつくってくれた言葉で凄く大事にしてる言葉。
あの頃、仕事をしててもお金を使う楽しさを私は知らなくて、何のために仕事をしてるのかが分からなかった。
パワハラが原因で4か月で仕事を辞めたこともある。
正直ライヴに行くことがストレス発散になってるのか分からないけど、今の私は間違いなく好きなアーティストのライヴに行くために仕事をしているわけで…
れのさんのあの言葉は今の私には痛いほど響く言葉だった。
あのMCの流れからの「White page」はずるい。
シンのあの言葉を聞いたときも「夏風」でずっと泣いてたけど、「White page」の最初のピアノの音だけで泣いてしまった。
あの日から私はライヴに行くために仕事をし、お金を使って、好きな人達に会いに行っている。
それが生きがい。
生きる楽しさを教えてくれたのはViViDだった。
そのViViDがいなくなっちゃうもんだから意地みたいに他のアーティストのライヴにも行ける限り行って。
行ける時に行かなきゃ後悔するって。
そしてれのさんの言葉でまた大切な気持ちを思い出させてくれた。
いついなくなるか分からないからライヴに行くなんて、そんな悲しい理由で行くのはもうやめようと思った。
これからは、純粋に好きだから、会いたいからライヴに行くんだって思わせてくれた。
ありがとう、れのさん。
そうそう、昨日パシフィコ横浜のドキュメント映像見てたんだけど、
びっくりした。めちゃくちゃ聴いたことある、、、、 pic.twitter.com/RM8iyYDco3
— ちづる (@NSCrew_) November 11, 2015
パシフィコの楽屋でれのさんが弾いてる(と思われる)曲が「White page」でした。
めちゃくちゃびっくりした。
えっ?なんで弾いてるの???
って最初は頭が混乱したけど、それだけ時間が無かったんだろうなって考えたらなんとか混乱も落ち着いた。(笑)
解散ライヴの日に楽屋で弾くとは随分余裕だな?!とも思ったけど、その逆で余裕が無かったんだろうなって。
しかし事務所も知ってか知らずかあのシーンを円盤に収録するとはいい度胸してやがる・・・
この日のアンコールは大阪のレポで見たから知ってたけど、「「夢」~ムゲンノカナタ~」だった。
ViViDの曲で一番盛り上がるのってどうなんだろう…ってライヴ中にちょっと思ったりもしたけど、何よりれのさんが一番楽しそうだったから大丈夫でしょう!!(笑)
「ガラス玉の中広がる~」のとこでめちゃくちゃかっこつけるれのさんも、ギターソロになった瞬間待ってましたと言わんばかりにれのさんに咲くお客さんも、最後の頭振り乱すところでれのさんが人差し指で頭つんつんってやって頭振れよ?って目で訴えかけてくるのも、ぜーんぶ楽しかった!!!
楽しかったけど!
歌のない「「夢」~ムゲンノカナタ~」はすごく寂しかった。
この曲をやってる間だけ、無性にシンの歌声を求めてしまった。
探してしまった。
やってくれて嬉しかったけど、哀しかった。
終演後のサイン会にももちろん参加して帰って来たんだけれど、どんな会話をしたのかは割愛するとして(笑)終わってから地下鉄乗るために階段下りてたら足がガクガク震えちゃってやばかった(笑)
あと、謎に泣けてきた(笑)
でも、れのさんのライヴに行って明らかにViViDに対する想いは変わった。
ちょっと前までは、解散したことは知ってるけどまだちゃんと受け入れられてませんって状態だったんだけど、今はちゃんと解散したって受け入れられてる。
だから昨日パシフィコ横浜の映像見てたんだもの(笑)
全部れのさんのおかげです。
シンが活動し始めたらまた分からないけど(笑)
とりあえず、あの日より私は強くなれたはず。
りょーがくんのバースデーライヴには行けないけど、絶対素敵なライヴになると思う。
イヴくんもまたライヴやるみたいだし…
こーきはTwitterとかインタビュー記事とかブログとか読んでて一番この人が音楽やV系に未練あるんだなって分かるしぶっちゃけると将来も不安。
ViViDが解散したこと本当は後悔してるんじゃないかとも思ってしまう。
それでもちゃんと自分が掲げた目標は達成してもらわなきゃ困る。
ViViDは、解散したんだ。
それをはっきり言えるようになっただけでも、私は進歩してるはず。
もっと強くなるよ。
強くなれる。
だからね、シンくん早く帰っておいで。
どんな形であろうと帰ってきてくれるのなら、私はずっと応援し続けるから…
*1:大須観音にあるライヴハウス。1階にElectric LadyLand、3階にell.FITS ALL、隣にell.SIZEという3つのライヴハウスが密集している。
UNIVERSE
この間ね、ひとりでカラオケに行ったの。
ViViDの「Dear」を歌いました。
泣けて歌えませんでした。(笑)
あれからというもの、私の中で「ViViD」という存在は、
解散した実感が無い → 本当に解散したのか? → 解散、受け入れなくちゃなあ… → あぁ、解散したんだなあ → あれ、解散したんだっけ…?
この繰り返しです。
しつこく言うけど私一回ViViDから離れた時期あって、その時でも変わらず5人はこの地球上に存在し続けてたから(意味不明)解散した今も、あの時と似たような感覚になってて。
イヴくんも会報で言ってたけど、解散したからといって5人が死んだわけじゃないから私もなんとか生きてる的感覚。(笑)
でもやっぱりカラオケで「Dear」とか「message」歌うと込み上げるものがあるよね。
解散したこと、心はちゃんと理解してるのかもしれない。
さて、本題に入ります。
れのさんの1stアルバム「UNIVERSE」がリリースされました\(^o^)/
ヴォーカルのいない、音だけの世界。
今聴きながら書いてるんだけど、ギターって凄いんだなあって思わされてる。
音楽的なことは知識無いから全く分からないけど、どの曲聴いてもれのさんだなあって思えるギターの音があって、初めて聴く曲なのに全部が懐かしいと言うか、心地よいというか…
Vネの時に感じたあの違和感(シンが歌ってるのにシンじゃない気がするってやつ)が全く感じられない。
CDで聴いてるからなのかな?
ライヴでれのさんを見たらまたどこかであの違和感を感じてしまうかもしれないし涙も流すと思うけど、今回はれのさんの隣にはりょーがくんがいるもんね。
多分、あの日Vネで流した涙とは違う意味で涙を流すことになると思う。
ギター以外の音に関してはかっこよすぎてびっくりしてるんだけど、今までとは違う人たちに支えられてギターを弾くれのさんを早く見たくてしょうがない!
私今結構前向きに生きてるよ!!!!(笑)
でもね、最近気付いたんだよね。
「私もうぜったいP缶アーティスト好きにならないから!」
って友達に威勢よく言い放った数か月後に。
れのさんってP缶じゃん。って。
ちーん。って音が聞こえてきそうなほど落胆した(笑)
私ViViDを解散にまで追い込んだのはあの事務所だと信じて疑ってないから、ダイッキライなんだよね!!!(笑)
それなのにりょーがくんまでP缶とは・・・
責めるつもりはないけど、出来れば事務所やめてほしかった(きっぱり)
でもれのさんもりょーがくんもP缶やめて違う事務所に移籍するくらいなら、違う事務所でViViD続けてほしかったって絶対思うだろうから、これでよかったんだって思うことにするよ。
パシフィコから出るとき、出入口でれのさんのフライヤー貰ったときは激しく戸惑って、
「なんでこのタイミングで渡すの?みんなの気持ち全然考えてない!」
とまで思った私だけど、事務所に残ってひとりでギターを弾き続けることを誰よりも早く伝えてくれたれのさんに、今は感謝の気持ちしかないよ。
CDあけると付いてるよく分からない紙あるじゃないですか。
それに書いてあった言葉見て気付かされたんだ。
RENOという素晴らしいソロ・アーティストが誕生したことは大いに歓迎したい。
―音楽ライター 村上孝之
れのさんはこれからの音楽シーンをひとりで十分戦っていけるソロアーティストになったんだって。
今はまだ「ex.ViViD」って書かれるだろうし思われるだろうけど、「RENO」ってアーティストがViViDよりも大きな存在になってくれたら嬉しい。
ついこの間発表されたユニット組むことに関してはちょっと複雑な思い抱いてしまったのでまだ何とも言えないけど、それもいつか晴れるくらいの存在になってほしいな。
ギターが歌うのもかっこいいけど、やっぱりこんな素敵な曲に歌が無いのは物足りなく思う。
だからユニット組むこと本当は大賛成なんだけど、隣で歌うのがシンじゃないっていうのが哀しくてしょうがないんだよ。
だからって今さらシンとユニット組んでほしいとも思わない。
シンはシンでいろんな思い抱えてP缶やめたんだし、出戻るなんてそんなカッコ悪いことしないでしょ?してほしくないよ?
りょーがくんとはいつまでも相棒でいてほしいけど(笑)
ぐちゃぐちゃになってた5人への気持ち、れのさんは整理出来てきたかもしれない。
一番道筋がしっかりしてるもんね。
ただ心配なのはP缶にいるっていうことだけ(笑)
とりあえず7日のライヴでれのさんに会ってくるのでまたライヴの感想いっぱい書きますね!
もうVネの時みたいな感情は味わいたくないよ!
強い自分でれのさんを支えたいから!
りょーがくんも!
イヴくんも!
こーきも!
シンも!